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ステラルーメン開発団体、米政府関係の業界団体へ加盟

リップルなど加盟のBlockchain Association通じ法律・規制検討に協力

(Image: Shutterstock.com)

ステラルーメン(Stellar Lumens)の開発を取りまとめるStellar Development Foundation(ステラ開発財団)は2月13日、米国の業界団体「ブロックチェーン協会」(Blockchain Association)に加盟したことを発表した。米政府にも通じる同組織に加盟することで、金融機関や政府機関をはじめとした関係各社への情報共有を行い、法律や規制の検討に協力するという。

米ブロックチェーン協会には、CoinbaseやKrakenといった米国の主要な仮想通貨交換所が加盟するほか、0xやCompoundといった分散型金融に取り組む企業やPolychain Capitalなどの投資会社も加盟する。2019年10月には米リップルも加盟した。

協会の活動は、米国の政策立案者へのブロックチェーンなどの次世代金融に関わる技術の知見共有を主眼に置く。ステラ開発財団は、協会においてStellarとそのエコシステムが持つ未来像を、金融機関や政府機関をはじめとした関係各社と共有することで、法律や規制の策定に向けた議論に参加していくとした。

ステラルーメンのブロックチェーンで発行される仮想通貨XLMは、2019年にCoincheckとGMOコインを通じて国内でも取引できるようになった。また、同ブロックチェーン技術はIBMが計画する国際送金ネットワーク「Blockchain World Wire」にも採用される。