仮想通貨(暗号資産)ニュース
グルメSNSシンクロライフのERC20トークン、複数の飲食店で利用可能に
サーティワンアイス・上島珈琲などの実店舗が対応
2020年2月19日 11:20
トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営するGINKANは2月18日、同SNSアプリ内ウォレット機能をリニューアルした。飲食のレビューの報酬や加盟店の利用を通じて貯めた暗号通貨シンクロコイン(SYC)を使って、サーティワンアイスクリームや上島珈琲店などの商品と引き換えられるeギフトの購入から、実店舗での利用が、すべてウォレット内で実行することができる。
シンクロライフは、ギフティ社が提供する法人向けサービス「giftee for Business」と連携し、シンクロコインでファストフード店、コンビニやマッサージ施設など全7ブランド24商品のeギフトが購入可能になった。購入したeギフトは、プレゼントすることもできる。eギフトは順次ブランドを追加予定となっている。
シンクロライフは、AI活用のレコメンドシステムを搭載し、独自アルゴリズムによる分析・機械学習により、自分好みの飲食店が見つかるSNSアプリ。飲食のレビューや加盟店の利用を通して独自ポイントを受け取ることができる。サービスの基盤にブロックチェーンを活用しており、独自ポイントをEthereumのERC20トークンとして発行するシンクロコイン(SYC)へ変換することができる。
最新アプリでは、加盟店で飲食することで会計金額の1%から5%(キャンペーン時最大20%)相当のシンクロコイン(SYC)を受け取ることもできるようになっている。シンクロコインは、店舗から提供されたQRコードを読み取ることで、アプリ内のウォレットに付与される。
シンクロコイン(SYC)は、GINKANの子会社SynchroLife Limitedが発行する海外の仮想通貨交換所LATOKENにて上場する暗号通貨。現時点において、国内ではシンクロライフからしか入手することができない。他の暗号通貨や法定通貨との交換はできない。なお、アプリ内に表示される「SYC活用ガイド」では、GINKANは将来的には資金決済法に基づく仮想通貨交換業のライセンスの取得および、ライセンス保有業者での交換の実施を予定していることを明記している。