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トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」が東急プラザ銀座で実証実験へ

QRコードを活用し飲食代金の一部に暗号通貨を利用

 AIとブロックチェーン技術を活用したグルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKANは9月7日、東急不動産株式会社の商業施設「東急プラザ銀座」にてトークンエコノミーに関する実証実験を行うことを発表した。東急プラザ銀座のレストラン21店舗で、「シンクロライフ」との連動やトークン(暗号通貨)を飲食代金に還元するなど、新しいマーケティング手法による実証実験を約1か月間行っていく予定だ。

 「シンクロライフ」は、AI活用のレコメンドシステムを搭載し、独自アルゴリズムによる分析・機械学習により、自分好みの飲食店が見つかるSNSアプリだ。GINKANはSynchroLife, Limitedが発行するトークン「SynchroCoin」を授与する仕組みをアプリに導入し、良質なレビュー投稿者に報酬としてトークンを与える最新バージョンのアプリを8月にリリースしている。その最新版「シンクロライフ」にて、レストランへの送客だけではなく、QRコードを活用して飲食代金の一部にトークン(暗号通貨)を充当するなど、トークンエコノミーの実証実験を行っていく。

 今回の実証実験については、Plug and Play Japan株式会社が主催する「Plug and Play Japan Batch1 EXPO」にて発表が行われた。GINKANのグルメSNS「シンクロライフ」は、米国シリコンバレー発のグローバル・ベンチャーキャピタル/アクセラレーターであるPlug and Play Japan提供のベンチャー成長促進アクセラレータープログラム「Batch 1」のFintech部門に採択されている。東急不動産はPlug and Play Japanの公式コーポレートパートナーであることから、この実証実験が検討され実施に至ったという。

 なお、実証実験の実施は9月中を予定しているが、詳細については後日発表予定となっている。