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グルメSNSシンクロライフのGINKAN、オリコから出資を受け業務提携

ブロックチェーン上のユーザーデータを活用した新規事業めざす

シンクロライフのアプリイメージ図。左から、内蔵ウォレット画面、店舗情報、飲食店向けのQR発行画面

トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKANは7月17日、株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)を引受先とする第三者割当増資の実施し、両社は資本業務提携を行うことを発表した。オリコはクレジットカード「オリコカード」などを提供している。今回の提携により、互いのサービスの利用者数増加を目指すほか、シンクロライフが保有するデータを利活用した新規事業の創出を目指すという。

GINKANが提供するシンクロライフは、飲食のレビューや加盟店の利用を通して独自のポイントを受け取れるグルメSNS。スマートフォン向けアプリとして提供している。サービスの基盤にブロックチェーンを活用しており、独自ポイントをトークンとして発行するシンクロコイン(SYC)へ変換することができる。今回両社が新規事業として目指すように、ユーザー行動をデータ化して複数社間で利活用するという点においてもブロックチェーンが有効だ。

さらにAIを活用した店舗のレコメンド機能を備え、ユーザーのスマホの位置情報や料理のジャンル、ページの閲覧時間などを基に、好みに合った飲食店を短時間で見つけられることが同サービスの特長の一つだ。シンクロライフは現在155か国に展開しており、掲載店舗数は10万店舗を超えるという。掲載店舗は同サービス経由で来店した利用者数に応じて、GINKANに料金を支払う成果報酬型のビジネスモデルを採用している。

シンクロライフのアプリ上から、加盟店舗の利用予約を行うこともできる。ユーザーは予約時に発行されるQRコードを用いてスムーズに入店でき、利用情報などもその手続きの中で記録される。また、独自ポイントとシンクロコインを扱うウォレット機能を内蔵しているため、それらを利用して電子決済を行うことも可能だ。

シンクロライフはいわば、技術的に進化した食べログだ。革新的な機能としては、ブロックチェーンを活用したトークンのウォレット機能がある。将来的にはシンクロコインのギフト券への交換やデジタル食事券としての機能を追加する予定であり、2020年には加盟店での決済やプリペイドカードの発行機能を追加する計画である。

シンクロライフのイメージ図