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Cryptoeconomics Lab社、イーサリアム財団助成金に2度目の採択

DApps開発フレームワーク「Plasma Chamber」を今春提供予定

ブロックチェーン技術の研究開発を行うCryptoeconomics Lab社は3月5日、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が運営する開発助成金プログラム「Ecosystem Support Program」に、同社のプロジェクト「Plasma Chamber」が採択されたことを発表した。助成金獲得は2019年10月に続いて2度目となる。継続支援により、プロジェクトの開発を加速化していく。

同プロジェクトは、Ethereumで少額決済などを実現するセカンドレイヤー技術「プラズマ」(Plasma)を使ったアプリケーション(DApps)実装を簡易化するフレームワーク。オープンソースソフトウェアとして今春、提供開始予定だという。

Plasma Chamberは、2019年8月にTezos財団からも評価され、資金提供を受けていた(関連記事)。同プロジェクトは、単純な送金だけでなく、分散型取引所(DEX)や少額決済、ゲームなどの複雑なアプリケーションにも対応するという。