仮想通貨(暗号資産)ニュース

仮想通貨交換所BTCBOX、オンライン本人確認に対応

ポラリファイのeKYCを採用。最短即日の口座開設が可能に

BTCボックスは3月30日、同社が運営する仮想通貨交換所BTCBOXにて、オンラインで本人確認(KYC)が完結する「スピーディー本人確認」を導入した。ポラリファイが提供するeKYC技術「Polarify e-KYC」を採用している。口座開設時の本人確認をeKYCにて申し込み後、最短即日での口座開設が可能になる。本人確認はがきの郵送受け取りは不要となる。

BTCBOXの「スピーディー本人確認」は、パソコンとスマートフォンが必要だ。オンラインにてパソコン画面に表示されたQRコードを読み取り後、1種類の本人確認書類および顔写真を撮影し登録申請を完了させることができる。対応書類は、運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、運転経歴証明書の4種類。また、スマートフォンだけで登録申請を完結する「スピーディー本人確認」については、後日、準備が整い次第開始する予定となっている。

犯罪による収益の移転防止に関する法律の改正により、4月1日から2種類の本人確認書類の提出が必要となる。今回提供のeKYCでは、本人確認書類は1種類で本人確認が可能とのこと。従来の郵送はがき受け取りによる本人確認を選択することもできる。

2019年後半から国内の仮想通貨交換所各社がeKYCの導入を進めている。BITMAX、bitFlyer、Huobi、Coincheck、DeCurret、bitbankの6社がeKYCを導入済みだ。