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マネーフォワードが仮想通貨関連に初出資、クリプタクトと資本業務提携で合意

仮想通貨取引の損益計算サービスと連携

 株式会社マネーフォワードは9月26日、同社が運営する出資プロジェクト「マネーフォワードファンド」を通じて株式会社クリプタクトに出資し、資本業務提携を開始することを発表した。マネーフォワードによる出資先としては7件目だが、仮想通貨関連への出資としては初となる。クリプタクトは仮想通貨の投資家支援プラットフォームのほか、仮想通貨の個人・法人向け損益計算サービスを提供している会社である。マネーフォワードとクリプタクトの両社は今回の提携を通じて相互連携を行い、仮想通貨取引を行う個人や仮想通貨税務を扱う税理士向けに適切な情報提供を行い、仮想通貨の健全な発展を促進し個人の投資機会の拡充を図る意向であることを明らかにした。

 資産管理サービスなどを提供しているマネーフォワードは、5月に新会社マネーフォワードフィナンシャルを設立し、年内開設を目標に仮想通貨交換所への参入や仮想通貨関連メディア事業の展開を目指すことを発表している。また、クリプタクトは仮想通貨の資産管理サービス「grid@cryptact」をはじめとする、仮想通貨投資家支援プラットフォームの提供で、すでに個人投資家向けに資産管理のサポートを行っている。ちなみに「grid@cryptact」は、サービスリリース半年で約3万人のユーザーを獲得するなどの実績を上げている。「grid@cryptact」にて実現損益計算サービス「tax@cryptact」(個人向け)と「taxpro@cryptact」(法人向け)のほか、仮想通貨ポートフォリオ管理サービス「portfolio@cryptact」を提供中だ。

 マネーフォワードは資本業務提携の第1弾として、仮想通貨業界の最新動向や税務面での実務的な解説、クリプタクトが提供している仮想通貨実現損益計算サービス「tax@cryptact」「taxpro@cryptact」の紹介など、ユーザー課題の解決に役立つセミナーの開催を予定しているとのこと。今後は、クリプタクトが提供するサービスとのさらなる連携施策を拡大し、仮想通貨市場の健全な成長促進を目指していくことも明らかにしている。また、クリプタクトは、仮想通貨における情報収集から分析、投資実施まで投資機会を向上させる仕組みをワンストップでの提供を目指していくという。