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SBIが仮想通貨Bitcoin Cashのハードフォーク対応を表明、ただしコイン分裂の可能性は低い

11月中旬予定のハードフォークはネットワークコンセンサスルールのアップグレード

 仮想通貨交換所「VCTRADE」を運営するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社は10月4日、同社の公式サイトにて仮想通貨Bitcoin Cash(BCH)のハードフォークへの対応を表明した。Bitcoin Cashのハードフォークは11月15日頃を予定しているが、同社はハードフォークが予定通り実施される場合は、顧客から預かるBitcoin Cashの保有残高データ等を確実に取得・保管するために、ハードフォーク前後の一定期間Bitcoin Cashの取引停止をする可能性があることを告知している。

 Bitcoin Cashのハードフォーク実施の可否については、実施予定1か月前の10月15日頃にアナウンスされるだろうと同社は告げているが、同時にハードフォークについて、仮想通貨のリスクに記載の通り(新たに仮想通貨が誕生する場合)、分裂した仮想通貨は相互に互換性がなくなるリスクがあり、その場合は大幅な価値下落や取引が遡って無効になるリスクがあることを注意喚起している。

 同社はハードフォークに伴う準備を行い、新たにコインが誕生した場合はBitcoin Cash保有者には保有量に応じた新コインを供給あるいは等価の現金を支払う予定であるとのこと。また、Bitcoin Cashおよび新コインの取引は、新しいブロックチェーンが安定し、すべてのサービスが利用可能になったと同社が判断した場合に、再開することとしている。

 なお、今回のBitcoin CashのハードフォークについてBitcoincash.orgは、ネットワークコンセンサスルールのアップグレードの実行であることを表明していることから、ハードフォークによる新たな仮想通貨が生まれる可能性は小さい。ハードフォークが実行されるタイミングについては、MTP(Median Time Past)法で、最新の11ブロックの中央値時間(平均値)がUNIXタイムスタンプ1542300000を超えた段階で実施されるということから正確な時間を把握するのは難しいされているが、予定通りに実施される場合はだいたい11月15日頃としている。