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仮想通貨交換所bitbank、Bitcoin Cashハードフォークに伴い停止していたBCH入出金を再開

「deep reorg protection」に伴う分岐リスク対策なども発表

 仮想通貨交換所「bitbank」を運営するビットバンク株式会社は12月5日、Bitcoin Cash(BCH)の入出金(預入・引出)を再開した。ブロックチェーン・ネットワークが安定するまで、BCH預入反映の承認(Confirmation)数を「6」から「20」に引き上げるため、通常よりも時間がかかることになる。また、「deep reorg protection」に伴う分岐リスク対策なども併せて発表された。

 Bitcoin Cash(BCH)は11月16日未明のハードフォークにより、Bitcoin ABCとBitcoin SVでチェーンが分岐したため、Bitcoin Cash(BCH)はBitcoin ABC(BCHABC)とBitcoin SV(BCHSV)という2種類の通貨に分裂した。

 bitbankでは、Bitcoin ABC(BCHABC)を既存通貨Bitcoin Cash(BCH)として扱う。現時点では新通貨Bitcoin SV(BCHSV)に対応していないため、BCHの預入・引出には注意が必要となる。BCH保有ユーザーにBitcoin SV(BCHSV)を付与する可能性についての追加発表はない。

 Bitcoin Cash(BCH)ハードフォーク後の11月21日、ノード運用ソフトウェア「Bitcoin ABC」バージョン0.18.5がリリースされた。しかし、ブロックチェーンのreorg(再編成)の悪用を防止する「deep reorg protection」機能が新たに追加されたことで、Bitcoin Cash(BCH)ブロックチェーン・ネットワークの分岐リスクが検出されているという。

 ビットバンク社は、「deep reorg protection」機能に伴う分岐リスクの対策を実施することを告知している。具体的にはBitcoin Cash(BCH)のネットワークをモニタリングするために、欧州、北米、アジアの複数拠点にBitcoin Cash(BCH)のノードを立ち上げた。これらのノード間で分岐ブロック数が10に達したことを観測した場合、ネットワーク分岐の可能性が著しく高いと判断し、bitbankでのBCHの預入を一次停止するとのこと。

 なお、Bitcoin Cashの通貨記号(ティッカーシンボル)は、国内仮想通貨交換所ではBCHとBCCの2種類が混在している。弊誌「仮想通貨 Watch」では便宜上、BCHの表記に統一して解説している。