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NEM JAPANと近畿大学が共同でイベント開催、ブロックチェーン分野における人材育成を目指す

「ブロックチェーン101」のシリーズ化で学生が最新技術学ぶ機会を創出

 一般社団法人NEM JAPANと近畿大学は12月4日、ブロックチェーン関連分野における人材育成を目的としたイベント「ブロックチェーン101」(ブロックチェーンワンオーワン)の開催を発表した。ブロックチェーン101では、ブロックチェーン技術を活用する最先端の企業やエンジニアを招いてのトークイベントをシリーズとして開催し、学生がブロックチェーン分野の可能性を学ぶ機会を創出する。

 第2回の開催は12月19日、エンゲート株式会社・代表取締役の城戸幸一郎氏を招き、近畿大学体育会水上競技部監督の山本貴司氏とNEM JAPAN代表理事の古賀大喜氏の3名によるブロックチェーン技術を活用したスポーツ振興についてトークを行う。

 エンゲートは、スポーツチームや選手を投げ銭で応援できるNEMのブロックチェーンを応用したギフティング・コミュニティ。投げられたギフトは、チームの運営費や選手への支援金として支払われ、その履歴はチーム・選手とファンとの結びつきを示すものとして、すべて改ざんできない形でブロックチェーンに記録されるサービスだ。野球、サッカー、バスケットボール、フットサル、女子プロレスなどさまざまなジャンルのチームが加入する、スポーツの新しい時代を切り開くサービスとして注目を集めている。

 「ブロックチェーン101」は、近畿大学の学生以外に一般人も参加することができるが、一般は500円の参加費がかかる。近畿大学の学生は学生ポータルサイト「UNIPA」から、一般はNEM JAPANのホームページから、あらかじめ申し込みが必要となる。定員は150名とのこと。

 近畿大学は、今夏、オープンキャンパス特別企画として仮想通貨を利用した謎解きイベント「暗号だらけの仮想通貨パニック」を実施している。イベント内では、理工学部准教授が開発した仮想通貨「KDC」を運用し、イベントのクリア報酬として得た仮想通貨を学内のカフェで利用できたり(イベント限定)、ブロックチェーン技術を用いて、イベント参加者の行動データを分析するなど、ブロックチェーンを活用したイベントを開催している。

 また、仮想通貨とスマートロックを使い、民泊の宿泊施設やシェアオフィスの鍵をオンラインで施錠・解錠ができるブロックチェーンを活用したシェアリングエコノミーの実験や、近畿大学の学生とベンチャー企業が共同で「Congrechain」というアプリを作って電子投票を行うなど、これまでにも積極的にブロックチェーンを活用した実証事例がある。今回、「ブロックチェーン101」にてイベントをシリーズ化することで、より一層ブロックチェーンへの関心が高まりそうだ。



お詫びと訂正:記事初出時、「第1回の開催は12月19日」と記載しておりましたが、正しくは「第2回の開催は12月19日」となります。お詫びして訂正させていただきます。