仮想通貨(暗号資産)ニュース

楽天グループの仮想通貨交換所みんなのビットコイン、Bitcoin Cashハードフォークに伴い停止していたBCH出金を再開

BCHABCを既存通貨BCHとして扱うが、新通貨BCHSVの取り扱い開始時期は未定

 楽天グループの一員として仮想通貨交換所「みんなのビットコイン」を運営するみんなのビットコイン株式会社は12月5日、Bitcoin Cash(BCH)の出金(出庫)を再開した。同交換所ではBCHの売買を停止していなかったほか、BCHの入金(入庫)は11月20日に再開している。

 Bitcoin Cash(BCH)は11月16日未明のハードフォークにより、Bitcoin ABCとBitcoin SVでチェーンが分岐したため、Bitcoin Cash(BCH)はBitcoin ABC(BCHABC)とBitcoin SV(BCHSV)という2種類の通貨に分裂した。

 みんなのビットコインは、Bitcoin ABC(BCHABC)を既存通貨(BCH)として扱う。新通貨となるBitcoin SV(BCHSV)の取り扱いも検討しているが、この件は改めて案内するとのこと。

 また、みんなのビットコインは、QUOINE株式会社が提供する取引システムをホワイトラベル契約で使っている。そのため、Bitcoin SV(BCHSV)の取り扱いについてはQUOINE社と同様に、金融庁認定の自主規制団体である一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)と調整中であるものと思われる。

 なお、11月16日未明のBitcoin Cash(BCH)ハードフォークに備えるため、同交換所では11月15日の1時40分頃から12月5日の夕方頃まで、BCHの出金を停止していたようだ。