仮想通貨(暗号資産)ニュース
V20で仮想通貨規制の国際標準を検討する団体IDAXAが発足
JBA加納代表理事が加入を発表。アジア中心に6か国が加盟し今後拡大予定
2019年7月9日 13:19
一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)は7月9日、定例会議を開催した。同協会代表理事へ新しく就任した株式会社bitFlyer Blockchain・代表取締役の加納裕三氏が登壇し、6月末に大阪で開催されたG20と同日開催のV20での会合についてまとめた。講演の中で加納氏は、JBAが国家間の仮想通貨規制の内容統一を目的とする国際団体IDAXAに加入したことを明らかにした。
IDAXAは各国家が敷く仮想通貨関連の規制について、一定のルールを策定することについて検討する。現在アジアを中心に6か国の仮想通貨関連団体が加入を表明している。なお、具体的な活動について7月9日時点でまだ始まっておらず、V20で発足が決定し、加入団体が契約書に署名しただけという段階にあるとのこと。今後は欧米諸国の関連団体や各国のブロックチェーン企業なども招き、FATFが定める仮想通貨に関わるマネロン対策などについて、具体的な世界標準を設けることを目指すという。
- 日本ブロックチェーン協会
- 香港ブロックチェーン協会
- 台湾議員連盟
- 韓国ブロックチェーン協会
- オーストラリアデジタルコマース協会
- シンガポール仮想通貨・ブロックチェーン産業協会
【IDAXA加入団体】