仮想通貨(暗号資産)ニュース

収支計算ツールのクリプトリンク、仮想通貨交換所API連携で残高情報を自動取得

リアルタイム確認できる仮想通貨ポートフォリオ機能を提供開始

ポートフォリオ機能の追加、発表資料より引用、以下同

仮想通貨の収支計算ツールを開発するクリプトリンクは10月23日、複数の仮想通貨交換所およびウォレットからデータを自動取得できる機能の提供を発表した。仮想通貨(暗号資産)のポートフォリオをリアルタイム確認できるよう、各交換所とのAPI連携機能やウォレットアドレスからの自動データ取得機能の提供を開始する。

これまでは、仮想通貨交換所から取得できる明細ファイルを基に日次計算を行いポートフォリオ表示を行ってきた。今回提供を開始する機能により、日次残高データを自動取得、複数の交換所やウォレットに保有する仮想通貨を自動で合算し、よりリアルタイムに近い方法でのポートフォリオの確認を可能にする。

対応する仮想通貨交換所は以下の12か所、ウォレットはBitcoin(BTC)、Bitcoin Cash(BCH)Ethereum(ETH)、Ripple(XRP)の4種類。


    対応仮想通貨交換所
  • Coincheck
  • bitFlyer
  • bitbank
  • BINANCE
  • Liquid
  • GMOコイン
  • BTCBOX
  • Zaif
  • フィスコ仮想通貨取引所
  • BITTREX
  • FCOIN
  • POLONIEX

クリプトリンクが提供をするサービスは、顧客が利用中の仮想通貨交換所が発行しているAPIキーならびにシークレットキーを安全な方法で預かり、同社が顧客に代わって毎日残高情報をチェックする「アカウントアグリゲーション」方式を取る。現時点では日次の残高情報のみの対応になるが、今後は取引履歴等にも対応し、将来的にはファイルアップロード不要で収支計算ができるよう機能拡張を行っていく予定になっている。また、連携する仮想通貨交換所およびウォレットは、順次追加予定とのこと。

自動計算されるポートフォリオ機能