モバイルファクトリー、ブロックチェーン導入コンサルのBlockBaseと資本業務提携

ブロックチェーン技術の導入コンサルティングを行うBlockBase社は10月30日、同社の第三者割当増資をモバイルファクトリーが引き受け、両社は資本業務提携を締結することを発表した。今後両社は、共同でゲーム領域、コンテンツ領域、アイデンティティ領域におけるブロックチェーン技術の実用化を推進するという。

モバイルファクトリーは、子会社のビットファクトリーを通じて、スマートフォン向けウォレット「Quragé」（クラゲ）やDApps開発キット「Uniqys Kit」（ユニキスキット）を開発。同社はブロックチェーン事業を、中長期計画の中でも重要領域に位置付けている。

BlockBase社は、経産省主催の「ブロックチェーンハッカソン2019」で最優秀賞を受賞した2018年創業のスタートアップ企業。非金融のブロックチェーン活用に注力し、代替不可トークン（NFT）を用いたコンテンツ管理やアインデンティティなどの領域に取り組んでいる。

両社の推進する事業が合致し、強いシナジーを期待されるため、資本業務提携に至ったという。両社は、ブロックチェーン事業の推進、新サービスの創出・開発において、経営資源を共有していくとしている。