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Binanceによる西日本豪雨被災地への仮想通貨募金、1億5800円相当の寄付が集まる 〜まずは広島・岡山の被災地を支援

 仮想通貨交換所「Binance」は西日本豪雨災害「平成30年7月豪雨」の発生後、被災地支援を目的とした仮想通貨による寄付を呼びかけていたが、その続報を7月18日に発表した。直近7日間で41万ドル(1ドル=112円換算で4600万円)相当以上、累計で141万ドル(1億5800万円)相当の寄付金が集まったという。寄付は複数回に分けて行う予定だが、まずは被害の大きかった広島県と岡山県で援助活動を行っているNPO法人に寄付を行うとのこと。

 募金はEthereum(ETH)と30種類のERC20トークンで構成されており、寄付は被災地支援のために複数回に分けて実施する。まずは被害の大きかった広島県と岡山県の復興に役立てるため、5000万円相当のBitcoin(BTC)と交換し、日本円に換金してから寄付を行う。ただし、Binanceは日本に拠点を持たないため、両地域の援助活動を行うNPO法人2団体にパートナー企業を通じて、2500万円ずつ支援金の寄付を行うとしている。

 なお、Binanceでは、西日本豪雨災害「平成30年7月豪雨」の被災地支援を目的とした仮想通貨による募金は引き続き受け付けおり、寄付アドレスや詳細はBinanceのページに記載されている。