仮想通貨(暗号資産)ニュース

ブロックチェーン活用のソーシャルメディアALISが「投げ銭」機能を実装

マイクロソフトと共同開発している仮想通貨「投げ銭」システムとは異なる

 株式会社ALISは9月11日、同社がクローズドベータとして開発・運営するブロックチェーン活用のソーシャルメディア「ALIS」のバージョンβ0.21.0を公開した。今回のアップデートにより、記事に対してALISトークンを送る「投げ銭」機能を実装。ALISトークンを投げ銭したユーザーと受け取ったユーザー双方に通知が届く仕様だが、匿名での投げ銭の要望があると判断し、既に機能の追加開発も検討しているという。

 新たに追加された「投げ銭」機能では、ユーザーは気に入った記事に対して、0.1から999.9ALISの範囲でALISトークンを投げ銭することができる。投げ銭は、記事を書いたユーザーの獲得トークンとして合算される仕組み。また、投げ銭の送り手と受け取り手ではないユーザーからは、そのトークン贈与について知ることはできないそうだ。

 ALIS社は4日に、日本マイクロソフト株式会社と協業でブロックチェーン技術を活用して仮想通貨やトークンによる「投げ銭」プラットフォームの研究・開発およびAPI開発を行うことを発表したばかり。ただし、ALISに今回追加した「投げ銭」機能は、マイクロソフトと共同開発しているものとは異なるとのこと。

 ALISについては、関連記事の「ブロックチェーン技術を活用するソーシャルメディア「ALIS」は日本にトークンエコノミーを根付かせることができるか?」「ICOで得たトークンを糧に、広告に頼らない情報&経済圏を目指すALIS」でも紹介しているので、併せて読んでいただきたい。