仮想通貨(暗号資産)ニュース

MicrosoftとALIS、仮想通貨「投げ銭」開発の協業開始を発表

Ethereum PoA on Azureで共同検証

日本マイクロソフト株式会社と株式会社ALISは9月4日、ブロックチェーン技術を活用して仮想通貨やトークンによる「投げ銭」のAPI開発のために協業することを発表した。トークンエコノミーの実現加速を目指すことが目的であるという。ALISによると非中央集権の考えを大切にしたいが、現在のEthereumにはスケーリングの課題が存在するため、当面はマイクロソフトが提供するAzureプラットフォーム上のEthereum Proof-of-Authorityで共同検証を行うとのこと。

 両社が共同で研究・開発する仮想通貨やトークンの投げ銭プラットフォームは、将来的にはブロックチェーン技術を活用するソーシャルメディア「ALIS」に結合することも視野に入れているという。

 なお、仮想通貨やトークンによる投げ銭システムは既に流行の兆しがあり、たとえば弊メディアでもNEMの投げ銭が可能な「tipnem」、アイテムを介してBitcoinを送付できるライブ配信サービス「ツイキャス」モナコインを投げ銭できるウォレットサービス「Monappy」(編集部注:記事執筆時点ではサービス停止中)などを紹介している。