仮想通貨(暗号資産)ニュース
ALIS、慶応大・坂井教授と自立分散型コミュニティの共同研究を開始
企業・団体向けのブロックチェーン証明書発行サービスの提供開始も
2019年7月19日 14:39
ソーシャルメディア「ALIS」を運営する株式会社ALISは7月19日、Auction Lab(オークション・ラボ)と共に自律分散型コミュニティの発展・維持を目指した共同研究を開始した。オークションラボを開催する慶応大学・坂井豊貴教授が協力する。また、ALISは17日、学歴や資格、デジタルコンテンツなど様々な証明を行いたい企業・団体向けに『ブロックチェーン証明書発行サービス』の提供も開始している。
自律分散型コミュニティでは、従来の中央集権的コミュニティに比べて、そこに所属する一人一人の意思をどのように集約し、プラットフォームへ反映するかが課題となる。共同研究では、コミュニティの合意形成に関する様々な仕組みを、ブロックチェーンを活用したALISのコミュニティ上で展開・検証していくという。
坂井教授は集団的意思決定などエコノミクス分野の専門家である。実験では、坂井教授が紙に描いてきた設計図を、ALIS上に落とし込んでいくことで新しいコミュニティの形を検討する。最初の試みとして、「マジョリティー・ジャッジメント」という選挙制度や各種メディアの世論調査における新方式を実装するという。すでに学界では高い評価を確立している意思決定方式だ。
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