仮想通貨(暗号資産)ニュース
ブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」のレースゲーム体験版公開、仮想通貨なしでプレイ可能
12月中旬正式版リリースに先駆けプレイアブルデモをWebにて公開中
2018年11月22日 00:24
株式会社セレスと株式会社グッドラックスリーは11月21日、両社が共同開発し提供中のブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」に、新ゲームとして追加される予定のレースゲームの体験版を公開した。「くりぷ豚」のプレイの有無に関わらず、フル3Dで制作されたレースゲームを誰でも体験することができる。正式版のリリースは、12月中旬を予定している。
「くりぷ豚」は、仮想通貨Ethereum(ETH)のプラットフォーム上で動く、DApps(Decentralized Applications)と呼ばれる分散型アプリケーション。プレーヤーは、ゲームに登場する豚のキャラクター「くりぷトン」をEthereumにて購入し、容姿の違うくりぷトンを互いに交配させ、ときには珍しい新種が誕生したりするのをコレクションしていくゲームだ。また他のプレーヤーが育てたくりぷトンや自分の持つくりぷトンを、実際にEthereumで売買できるのも特徴だ。
「くりぷ豚」の世界で育てたくりぷトンは、いくつかのパラメーターを持っており、実はプレーヤーの交配方法によっては、何かにたけたくりぷトンが生まれる可能性がある。正式版としてリリースされるレースゲームでは、ユーザーが保有するくりぷトンをレース用の牧場に移し、スピード・パワー・スタミナといった基礎能力やスキルを育てることができるというのだ。
レースではさまざまな容姿のくりぷトン6匹が、プレーヤーの手助け(タップ)を受けながら障害物レースに参戦し、優勝を目指す。くりぷトンやレースのコースはフル3Dで制作されており、手に汗握るレース展開を楽しむことができる。ちなみに今回の体験版では、プレーヤーが育てたくりぷトンではなく、あらかじめ用意されたくりぷトンを使って、レースの雰囲気のみ体験することが可能になっている。
さらに正式版では、レースで入賞すると豪華な豚台(「くりぷトン」が立っている台座)や「コインク」(ゲーム内通貨)が手に入るという。また、今後のアップデートにて「くりぷトン」の装備品などのカスタマイズ要素も追加される予定だ。
また、これらの育成機能によってくりぷトンのレベル(成長度)を上昇させることができる。くりぷトンのレベルは、くりぷトンを取引した際にも相手オーナーへと引き継がれるため、レース機能実装後は、市場で成長したくりぷトンの取引が可能になる。レースゲームの追加で、また新しい「くりぷ豚」の世界が誕生する。
なお、プレスリリースによる正式なアナウンスはないが、先頃、ブロックチェーンを活用したデジタルアセット取引プラットフォーム「TEMX」をリリースしたMetaps Plus Inc.(メタップスプラス)と「くりぷ豚」が事業提携をするということが、11月16日開催の「Tokyo BLOCKCHAIN Game Show」にて発表された。その様子を、「くりぷ豚」公式Twitterアカウントがツイートしている。
メタップスプラスと提携予定ブヒ!#TBGSpic.twitter.com/BvpyM3zbdA
— くりぷ豚(くりぷとん)公式 (@CryptOink_JP)2018年11月16日