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DApps「くりぷ豚」、クリプトキティとコラボイベントを開催

ネコと豚が合体したクリプトキティトンが登場。限定レースイベントも

株式会社グッドラックスリーは6月14日、同社が開発するブロックチェーンゲーム「くりぷ豚(トン)」と、Dapper Labs社のブロックチェーンゲーム「Cryptokitties(クリプトキティ)」とのコラボレーションイベントを発表した。それぞれのゲームで互いのコラボキャラが登場する他、くりぷ豚ではコラボを記念して、レースゲーム「Dapperカップ」が開催される。コラボ期間は6月14日から28日まで。

「くりぷ豚」は、仮想通貨Ethereum(ETH)のブロックチェーン・プラットフォーム上で動作するDAppsゲーム。ゲーム内の豚キャラクター「くりぷトン」をEthereumのERC-721トークンとして売買する。ほかの「くりぷトン」と交配させて誕生した新種をコレクションしたり、ユーザー間で売買することが可能。また、育成した「くりぷトン」でレースに挑むことができる。

コラボ限定のDapperカップに参加するには、クリプトキティの開発会社が提供するDapperウォレットを導入する必要がある。DapperはChromeの拡張機能として動作するブラウザーウォレット。ETHの手数料であるGas代がかからないという特長を持つ。このレースに出走できるのはゲーム内で無料配布される「エッグトン」のみとのこと。

コラボキャラ「クリプトキティトン」の一例。メカニカルなくりぷ豚の背中にクリプトキティがまたがっている

くりぷ豚で入手できるコラボキャラクターは「クリプトキティトン」と呼ばれる。先述のDapperカップの上位入賞者に配布される他、コラボ限定の特別な交配によっても入手できる可能性がある。

「クリプトキティトン」とメカの特性を持つくりぷ豚を交配すると「クリプトキティトン」が誕生する可能性が高まるという

クリプトキティは、2017年11月にリリースされた。世界で初めてブロックチェーン上で提供されたゲームだ。DNA情報にひもづいた多種多様な見た目を持つ子猫は、デジタルアセットとしてEthereumのブロックチェーン上に記録されており、プレイヤーが自由に売買・交配することができる。コラボイベントのDapperカップでは、上位入賞者に特別なクリプトキティも配布される予定だ。