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仮想通貨交換所BitTrade、取引システムをHuobiグループのプラットフォームに移行準備中

既存ユーザーは再び本人確認書類を提出し、新規に口座開設する必要があるため注意

 仮想通貨交換所「BitTrade」を運営するビットトレード株式会社は11月22日、買収されたことに伴うHuobiグループとの資本・業務提携により、同交換所の取引システムをHuobiグループのプラットフォームに移行する予定であると発表した。BitTradeは、ホワイトラベル契約でビットバンク株式会社が提供する取引システムをこれまで利用していたが、新しい取引システムへの移行後に旧システムの取り扱いを終了する。

 ビットトレード社によると、取引システム変更に伴うユーザー資金移管のために、12月1日より新規口座申込専用ページを案内する。注意点としては、犯罪収益移転防止法に基づき、BitTradeの既存ユーザーは再び本人確認書類を提出し、新規に口座開設する必要があること。

 従来の旧システムについては、新規口座登録は11月30日に停止、仮想通貨と日本円の入金は12月14日に停止、注文・取引は12月27日に停止、仮想通貨と日本円の出金およびログインは2019年1月18日に停止される。新システムでの取引は、1月より可能となる予定であるという。

 なお、金融庁認定の仮想通貨交換所「BitTrade」を運営するビットトレード株式会社は9月12日、同社の株式75%を保有するTrue Joyful Limitedが、香港を拠点とするHuobiグループの日本法人に買収された。ビットトレード社の経営権は、Huobi Japan Holding Limitedへ異動となる。ビットトレード社の残り25%の株式は、引き続き株式会社FXトレード・フィナンシャルが保有する。