仮想通貨(暗号資産)ニュース
日本法人NEM JAPAN、事業をNEM財団に返却
「NEM 日本窓口」にリニューアルし、NEMの普及活動を継続
2019年5月21日 15:23
NEM.io財団(以下、 NEM財団)の日本法人として設立された一般社団法人NEM JAPANの事業が、同財団に返却済みであることが5月21日に明らかにされた。財団がリージョン制を廃止し、新体制に移行したことに併せた対応とのこと。NEM JAPANのTwitter公式アカウントやウェブサイトを「NEM 日本窓口」に名称変更し、NEMの情報発信を行う。「NEM 日本窓口」は、Blockchain Technology Consulting G.K.が運営元となる。
「NEM 日本窓口」は、NEM財団やNEM Ventures株式会社などの組織や法人の依頼を受け、NEMの技術、事業開発、マーケティングなどを担当する。現在はCatapultのテストネット運用のほか、主にB2Bで企業向けのNEMブロックチェーン技術の普及活動を行なっているとのこと。事業返却日についても「NEM 日本窓口」にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
なお、「NEM財団=NEM」ではなく、NEMのオープンソースプロジェクトに関わるエコシステム貢献者の1つとして独立した組織として運営されている。そのため、Catapultの開発を始めとするNEMのオープンソースプロジェクトは、NEM財団の財務状況などの影響を受けることはないとされている。
【お知らせ】https://t.co/GrXbn0NveA財団がリージョン制を廃止し、新体制へ移行したのに合わせ、一般社団法人NEM JAPANは事業をhttps://t.co/GrXbn0NveA財団へ返却します。
— NEM 日本窓口 (@NEM_Japan)2019年5月21日
今後、本アカウントやNEM JAPAN公式websiteは「NEM 日本窓口」として各NEM法人からの情報配信を行います。