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BUIDL、住宅建築の契約をブロックチェーンで可視化へ

いまだに口約束がある建築の下請け・孫請け契約を明確に。住宅アカデメイアと共同開発

(Image: Shutterstock.com)

BUIDLは8月7日、住宅保証プログラム事業およびICT・クラウド活用による業務支援事業を行う住宅アカデメイアとの業務提携を発表した。ブロックチェーン技術を活用し、住宅分野の電子取引システムを共同開発するという。住宅の建築請負における商取引を電子化し、電子契約と電子決済を実現、さらにブロックチェーンを生かして商取引を可視化し、契約書の保管・管理を安全に行うサービスの提供を目指す。

住宅アカデメイアは住宅会社向けの業務支援クラウド「助っ人クラウド」を提供している。同サービスは住宅建築における契約書類の多くを電子化する。ここにBUIDLの持つブロックチェーン技術を組み合わせ、電子化した契約書類の真正性と取引の透明性を担保する。電子化による印紙代のコスト削減に加え、いまだに口約束が行われている下請け・孫請けの契約関係を明確にすることが目的だという。

助っ人クラウドとブロックチェーンを連携するイメージ図