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テックビューロHD、ブロックチェーン製品の導入支援「mijin PoCパック」を発表

「mijin v.1」の導入検討から検証発表までをパッケージ化したコンサルプラン

 「トークンエコノミーの創造」をミッションに掲げるテックビューロホールディングス株式会社は7月31日、同社の自社プライベート・ブロックチェーン製品「mijin v.1」の導入検討から検証発表までを1つにまとめた導入支援パッケージ「mijin PoCパック」を発表した。導入検討から検証発表までを約3か月間で実現できる同パッケージの提供は、8月1日からの開始となる。

 同社の「mijin v.1」はこれまで300社以上の企業・団体への提供実績があり、要件定義なしにインストールするだけですぐに使用できる特長がある。しかし、用途イメージが描きにくい製品特性から実際の導入までに至らないケースがあったため、より安価で短期間の実証実験を実現できるものとして「mijin PoCパック」を設計し、8月1日から提供開始することにしたとのこと。

 「mijin PoCパック」は、「mijin v.1」の講習、検討、実証、評価、発表までを体験できるパッケージ。トークンエコノミーに欠かせない分散勘定システム、マルチアセット、マルチシグネチャーの3機能を実感することで、より短期間に実証実験を実現できるよう設計しているとのこと。

 導入完了までは約3か月間で、1か月目はトークンエコノミー講習やブロックチェーンアプリ提供などのプランニングフェーズ、2か月目はサポートやコンサルなどのテストフェーズ、3か月目はドキュメント作成やプレスリリース配信などのレポートフェーズとなる。提供環境はノード5台で、オンプレミス環境かテックビューロHDのクラウド環境を選択する。実施価格は税別300万円から。

mijin PoCパック導入ステップ(プレスリリースより)

 なお、テックビューロHDは、仮想通貨交換所「Zaif」の運営などを行っているテックビューロ株式会社から、分社化で7月2日に設立された新会社。自社プライベート・ブロックチェーン製品「mijin」などのソフトウェア開発・販売事業を行う。