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テックビューロ、自社ブロックチェーン製品の最新版「mijin v.2 (Catapult)」を一般公開

 テックビューロ株式会社は5月31日、自社プライベート・ブロックチェーン製品の最新版「mijin v.2 (Catapult)」の一般公開を開始したことを発表した。「mijin」はNEM(ネム)コアの開発者がテックビューロに合流して開発されたもので、「mijin v.2 (Catapult)」は企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築するソフトウェア「mijin v.1」をバージョンアップした汎用型のブロックチェーン製品だ。

 「mijin v.2 (Catapult)」は、300社以上への提供実績を持つプライベート・ブロックチェーン製品「mijin v.1」の性能を向上させるために仕様全体を一新した。開発言語をJavaからC++へと移行して高速化。遅延軽減と双方向通信を向上させるために、通信方法を「httpプロトコル」から「socket通信」へと移行させ、高スループットな通信環境を必要とする案件にも対応が可能になったという。

 汎用型のため、用途としてはIoTやAIなど先端テクノロジーと組み合わせたり、電子マネーシステム、ユーザー認証、土地および財産登録、物流追跡、食品トレーサビリティーなど、幅広い分野で利用できる。既存のデータベースや勘定システムを置き換えることで、大幅なコスト削減を図れるほか、改ざん不可能な高セキュリティ環境が構築できるほか、実質的なゼロダウンタイム環境を実現する。

 さらに「mijin v.2 (Catapult)」では、指定した数の承認者が全員同意することでコントラクトを実行できる「マルチシグ」が進化し、承認者の指定を複数レイヤーで構築可能になった。また、指定した日時までに同意が集まらない場合は、コントラクトを自動で削除する機能が追加されている。

 複数の商取引(トランザクション)を一つのコントラクトとして一括実行も可能。実行には指定した承認者全員の同意が必須となり、そろわない場合は実行できないなど、「mijin v.2 (Catapult)」ならではのユニークな機能が搭載されている。