仮想通貨(暗号資産)ニュース

Liquid by Quoine、独自仮想通貨QASHを新ブランドLiquid Coinに変更へ

Liquid Coin(LQC)ホルダーの特別なベネフィットについてブログで解説

(Image: Shutterstock.com)

 仮想通貨交換所「Liquid by Quoine」(リキッドバイコイン)を運営するQUOINE株式会社は2月27日、同社が販売する仮想通貨QASH(QASH)を新ブランド「Liquid Coin(LQC)」へと変更することを明らかにした。Liquid Coin(LQC)へのブランド変更に際し、QASH保有者は何もする必要はないとのこと。Liquid by Quoineが新たに導入を予定しているLiquid分散台帳(LDL)の導入時点で、トークンの交換(トークン・スワップ)が行われるという。

 今後、QASHトークンを最大限に活用するために、QASHトークンをLiquidプラットフォームに完全に統合し、Liquid by Quoineが提供するすべてのプロダクトや機能面においてユーザーに対して特別なベネフィット(価値)を提供できるようにしていくという。目標は、従来の金融と仮想通貨経済の橋渡しをしながら、ブロックチェーン技術をベースとする全く新しい金融サービスを提供することとしている。これらがQASHトークンを「Liquid Coin(LQC)」へとブランド変更する理由であると、Liquid by Quoineはブログにて解説する。

 今回のブランディングについて本紙取材に応じ、「Liquid Coin(LQC)ホルダーが今後より幅広い利益をご享受いただけるよう我々が提供していく様々なトークンユーティリティーの開発・導入と同時に進めている」と狙いを明らかにした。Liquid Coin(LQC)へのブランド変更は、最新のインターフェースや次世代のLiquidプラットフォームである「Liquid 2.0」を補完し、同社のさらなる成長を後押しするものとなるであろうと、ブログでもその方向性を示している。

 Liquid by Quoineは、現在、グローバル版のLiquidにて海外ユーザー向けにサービスを展開中だが、グローバル版でのLiquid Coin(LQC)トークン保有者のメリットとしては、取引手数料の新たな割引が受けられるほか、Liquidプラットフォームにて支払われた手数料の一部をリファラル報酬として受け取ることができるという。これはLiquidコミュニティメンバーが享受できる一種の継続的な収入源になるなど(日本以外での実施プログラム)、新しいLiquidプラットフォームでのベネフィットについて明らかにしている。なお、これらの最新の情報については、今後もTwitter、テレグラム、Reddit、ニュースレター等で発信していくとのこと。