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仮想通貨自主規制団体JVCEA、仮想通貨Bitcoin Cashのハードフォークに伴う注意喚起

独自にウォレットに保管している場合にも注意が必要

 金融庁認定の仮想通貨自主規制団体である一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は11月13日、仮想通貨Bitcoin Cash(BCH)の保有者に対し、Bitcoin Cashの大規模アップグレードに伴って一時的とはいえ移転記録に支障が発生する可能性について注意を呼びかけている。国内仮想通貨交換所はBCHの入出金などを一時停止する措置を講じる予定であるため、利用している仮想通貨交換業者が発表する情報を確認することが推奨されている。独自にウォレットに保管している場合にも注意が必要とのこと。

 15日深夜から16日早朝にかけて予定されているBitcoin Cashの大規模アップグレードは、ハードフォークと呼ばれる「ブロックチェーンが旧仕様と互換性のない新仕様に移行」という変更が実施される予定とされている。新しいブロックチェーンへの移行が完了してネットワークが安定するまで、移転記録に支障が発生する可能性がある。

 なお、JVCEAからの注意喚起ではないが、現在のBitcoin Cashには、Bitcoin ABCとBitcoin SVという団体がそれぞれ独立したアップデート仕様を提案し、対立しているという大問題がある。その対立が解消されない状態で2018年11月16日にBitcoin Cashのハードフォークが実施されると、さまざまな混乱が生じる可能性があることが懸念されている。

 Bitcoin Cashを仮想通貨交換所に保管せず、ハードウェアウォレットやウォレットアプリに保管していれば問題が発生しないという保証もない。そのため、独自にウォレットに保管している場合には、ウォレット製造元の対応方針などを確認しておくことを強くお勧めする。