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Bitcoin Cashハードフォークから1か月、国内仮想通貨交換所の過半数はBCH入出金を再開

国内交換所が新通貨BCHSVを取り扱うには、金融庁認定の自主規制団体JVCEAとの調整が必要

 仮想通貨Bitcoin Cash(BCH)は11月16日未明のハードフォークにより、Bitcoin ABCとBitcoin SVにチェーンが分岐した。そのため、Bitcoin Cash(BCH)は、Bitcoin ABC(BCHABC)とBitcoin SV(BCHSV)という2種類の通貨に分裂した。今回はハードフォークから約1か月が経過したことを区切りに、国内仮想通貨交換所におけるBitcoin Cash(BCH)入出金などの再開状況のほか、Bitcoin ABCとBitcoin SVへの対応方針について、改めて整理しておく。

 国内仮想通貨交換所では、Bitcoin ABC(BCHABC)が既存通貨Bitcoin Cash(BCH)(一部の交換所ではBCC)の通貨単位(ティッカーシンボル)を引き継ぐことになるようだ。新通貨となるBitcoin SV(BCHSV)については、方針を発表している国内仮想通貨交換所が少ない。付与する方針と発表している場合であっても、金融庁認定の自主規制団体である一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)との調整が必要となるため、取り扱い開始時期は未定とされる。

【Bitcoin Cashハードフォーク後の対応通貨】
※最終更新は12月17日0時00分
交換所名最新発表日Bitcoin ABC
(既存通貨)
Bitcoin SV
(新通貨)
Liquid by Quoine11月14日対応対応
bitFlyer11月14日対応未発表
bitbank11月23日対応対応検討
VCTRADE11月07日対応対応
GMOコイン11月14日未発表未発表
BitTrade11月06日未発表未発表
BTCBOX11月08日対応対応
BITPoint11月14日未発表未発表
フィスコ仮想通貨取引所11月16日未発表未発表
Zaif11月07日未発表未発表
Coincheck11月13日対応未定
みんなのビットコイン11月14日対応対応検討

 Bitcoin Cashブロックチェーン・ネットワークの安定稼働が確認できないなどという理由のため、国内仮想通貨交換所ではBCH入出金などの取引を停止する状況が非常に長引いている。停止処置は徐々に解除される傾向にあるが、いまだに再開していないところもある。

【Bitcoin Cashハードフォーク前後の取引可否】
※最終更新は12月16日0時00分
交換所名停止日時入金出金売買
Liquid by Quoine15日01時40分頃
bitFlyer15日22時00分頃
bitbank15日22時00分頃
VCTRADE13日07時00分頃×
GMOコイン15日12時00分頃
BitTrade15日22時00分頃××
BTCBOX15日00時00分頃
BITPoint15日21時00分頃××
フィスコ仮想通貨取引所15日12時00分頃××
Zaif9月17日夕方頃××
Coincheck15日12時00分頃
みんなのビットコイン15日01時40分頃

 なお、Bitcoin ABCノード運用ソフトウェアがバージョン0.18.5にアップデートし、ブロックチェーンのreorg(再編成)の悪用を防止する「deep reorg protection」機能が新たに追加されたことで、Bitcoin Cash(BCH)ブロックチェーン・ネットワークが再び分岐するリスクがあるとのこと。実際に分岐するリスクが高まった場合、BCHの入出金などを予告なく停止する可能性があると警告している交換所もある。