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SBIと米R3社、合弁会社SBI R3 Japanを設立へ

日本や東アジアでの分散型台帳Cordaの商用導入を促進するため

(Image: Shutterstock)

 SBIホールディングス株式会社とR3 HoldCo LLC(以下、米R3社)は1月29日、日本や東アジアにおける分散型台帳技術Cordaの商用導入を促進する合併会社として、SBI R3 Japan株式会社を設立する契約を締結したと発表した。これまでもSBIグループでは、革新的な分散型台帳技術を有する米R3社や米Ripple社に投資し、商用化に向けた実証実験などを推進しており、日本におけるCordaのトレーニングプログラムも提供してきた。

 2019年1月に設立予定の合併会社では、金融機関や企業に対するSBIグループの影響力を活用し、日本におけるCordaの商用導入を促進するという。Cordaのライセンス提供や導入支援、導入前の企画立案などのほか、米R3社の海外拠点やCordaパートナーとの連携支援も実施する。SBIホールディングスの代表取締役社長・北尾吉孝氏によると、合併会社であるSBI R3 Japan社の設立は、日本だけでなく東アジアにおける米R3社のCorda事業の展開も視野に入れた取り組みであるとのこと。