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NEM財団、新体制による「2019年資金調達要請提案」のPOI投票が賛成多数で可決

NEM Labs設立に向けた資金調達要請提案も可決

(Image: Shutterstock.com)

 NEM.io財団(以下、NEM財団)は2月20日、新体制の運営資金として2億1000万XEM(800万米ドル相当)の支援を要請する「Funding Proposal 2019」(NEM財団運営の2019年資金調達要請提案)のPOI投票は賛成多数で可決し、コミュニティメンバーの承認を得られたと発表した。同時期に実施された「NEM Labs - COMMUNITY PROPOSAL」(NEM Labs設立に向けた資金調達要請提案)も賛成多数で可決した。

 POI投票を実施した2月16日午前9時(日本時間、以下同)から21日午前9時までの5日間は、スパム行為による投票妨害のため、「NEM Wallet」で投票ページを開きにくいなどの問題が発生していた。それにも関わらず、「Funding Proposal 2019」(NEM財団運営の2019年資金調達要請提案)と「NEM Labs - COMMUNITY PROPOSAL」(NEM Labs設立に向けた資金調達要請提案)のいずれも賛成多数で可決という結果となった。

 NEM財団は「Funding Proposal 2019」(NEM財団運営の2019年資金調達要請提案)がコミュニティに承認されたことを受け、Catapult(NEM v.2)ローンチ支援に向けた取り組みとしてJeff McDonald氏を暫定最高技術責任者(CTO)に任命する予定であることや、NEM財団の新体制が確立するまで評議会から月2回の進捗報告を実施することなどを表明している。一部報道による「NEM財団は、ほぼ破綻」といった記事により界隈は一時騒然となったが、コミュニティに承認されたことで、今後は新体制の運営手腕が試されることになる。

 「Funding Proposal 2019」(NEM財団運営の2019年資金調達要請提案)の具体的な内容については、弊誌で何度か記事で取り上げたが、詳しくはNEM財団が発表した日本語版の資料をご覧いただきたい。

 なお、「NEM Wallet」v2.4.2は記事執筆時点において、Webブラウザー上で動作するユニバーサル版のみが先行して公開されている。WindowsやMac、iOS、Android向けアプリの早期公開も期待したい。