仮想通貨(暗号資産)ニュース

テックビューロ代表・朝山貴生氏、ブロックチェーン推進協会の副代表を辞任

仮想通貨70億円相当の不正流出不祥事に伴う引責

 一般社団法人ブロックチェーン推進協会(以下、BCCC)は9月25日、「当協会会員企業における仮想通貨の不正流出について」を発表した。これまでテックビューロ株式会社の代表取締役である朝山貴生氏がBCCCの副代表を務めていた。その朝山氏から「本件により仮想通貨利用者に多大な不安を与えたことの責任」としてBCCC副代表を辞任するという申し出があり、それをBCCCが受理したという。

 なお、BCCCでは、ブロックチェーン技術の典型的な適用例の1つである「仮想通貨」で不正流出といった事故が発生することで、ブロックチェーンに対するイメージも悪化することを危惧しているとのこと。そこで、ブロックチェーン技術を使用する各種サービスにおけるセキュリティ強化対策の研究や実装促進などについて、協会として検討することを表明している。